小学校卒業は 北海道ニセコ町立福井小学校です、父の転勤に伴い(母が田舎暮らしが嫌で母姉私は半年遅れで到着)1年半過ごしました。 楽しい1年半でした(姉は友達と別れるのが嫌で泣いていました) 母が、はつらつとしていて、私は母に「出ていきなさい!」と冬の雪が積もっている時に言われても、コロ(雑種犬で私が農家から頂いた藁を敷いた犬小屋を持っていた)のお家に避難すると、コロは私をなめて温めてくれました。ところで、、今日の主題は「どぶろく」です。 冬・雪が目一杯、積もってるある夜、父が突然?「竹村さんの家に家庭訪問に行ってくる」と言い出しました、私の同級生(その小学校は複式学級といって、1・2年 3・4年 5・6年が一緒のクラスで、複式学級の研究校)でもある竹村薫くんのお家だと分かってので、結局 家族全員で伺う事になりました。学校から3km〜遠いお家でした(多分、竹村くん兄妹兄弟は、休みがちだったのでしょう)当時、教頭だった父の任務でした、で伺うと、とても歓迎されて両親は暖かい居間へ 子供は玄関部屋でボソボソ話。まもなく竹村くん母が「奥さん、牛乳飲みますか?」「あら〜、、いただきます、オホホホッ!」「奥さん、お砂糖入れますか?」「じゃあ、少しだけ オホホホッ!」この会話が聞こえて来たとき、私は おかしい?!と思いました、なぜなら、我が家では牛乳にお砂糖を入れるのはご法度だったからです、鼻の聞く私は 思わず居間の障子を開け「それ、なに?」と、身近にいた父のコップを奪い飲んでみました「うまい!!」具体的な表現はその時はできませんでしたが とにかく「うまかった!」それが、初どぶろく。後年、父と「竹村くんちのどぶろくは、美味しかったね〜」 あの、どぶろくを夢見て何十回もいろいろなものを飲みましたが、失礼ながら 足元までいきません。竹村くんちは、まだ あの山奥にお住みなのかなあ。