鍼灸治療でたま〜にあるのが、患者さんと施術者の相違です。  患者さんに自覚症状はないけれど、体表に 体の中の流れが非常に悪くなっている局所を施術者が見つけたとします、「ここがこういう風になっているので、ここも治療しておきますね〜」「あ、そうですかあ、お願いします」と、平和な会話で施術する許可が降りたとしたら問題ありません、
ところが、ふと見ると 肝臓位置のちょっと上、の背中が赤くなっていて、周辺に吹出物のようにいくつかの凸起があるとします、「あの、多分肝機能がとても弱っているようなので、肝機能の方の治療をしましょう」と施術者が声をかけても「え、肝臓?血液検査の数値も悪くないし、自覚症状もないからいいよ」と、患者さんがおっしゃったら、そこまでです。
患者さん御本人が、自覚症状を持つまで、手は出せません。  そして、もし自覚症状が出たら、まずは病院で検査をしていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA